冬将軍の野郎、ホワイトクリスマスに合わせたように、きっちり雪を降らせやがりました。
各地では、枕元のブツや雪に喜ぶこどもと、雪掻きにうんざりする大人、みたいな構図ができあがっていそうな朝。
前夜の、最低気温予想では-6度だかということで
それよりは確実に低くなるいつもの温度計ポイントは、いよいよ二桁に突入するかとワクワクしていたんだけれど
6時頃一度目覚め外の雪を見た時点で、どうやらそうでもないらしいと、二度寝。
8時半に起きるという、ずいぶんゆっくりした朝を迎えてしまった。
6時頃に起きた時点で、これはイケる!と確信した場合には、
朝っから車の雪掻きして、写真撮るだけのパトロールをしてこようと目論んでいたのだが
もうある程度、日も昇ってしまったこの時間では
それだけの為に車の雪掻きするのも面倒くさい。
ただ、その気持ちだけは少し残っていた。
あ、カブで行けばいいじゃん!!
やおら、ドカジャンの上下に長靴、スキーグローブという、いわゆる標準装備を身につけ
カブを屋根の下から引っ張り出し、暖気を始める。
いちおう免許と小銭入れぐらいは持とうか。
カメラ…は、K-7まで引っ張り出すには雪が舞いすぎている。あいぽんさんで十分だろう。
それでは、定点観測の温度計へ向けて
いざ出発

うん、やはり、思った程度というか
フタケタにはなっていない。
今シーズン、-6℃までは既に見ているはずだから、対記録である。
ということは、6時台に見に来ていれば、新記録にはなっていたのか。
いや、しかし、温度記録がどうこうよりも
遂にシーズンインした、ふゆかぶさんは何と楽しいことか!
先シーズン
スパイク部は更なる進化を遂げ
250ccオフロード車へとマテリアルが移行しており
原点回帰の90ccカブでは、パワー不足と足の短さ(腰下もホイールベースも)によって物足りなさを感じてしまうのではないかという器具が頭を掠めないでもなかったのだが
どうしてどうして、流石は原点回帰、十二分に楽しめる。
今シーズン初走行での乗り味は
路面での雪だまり等のギャップを拾ってしまった際にも
コンパクトな車体と低重心が相まって
足を出しての姿勢回復が容易だ。
駐車場に入り
体をシートの外側に預け、内足を出して車体を安定させながら

円を描いて遊んでみたり
右旋回、左旋回
どちらも練習をしてみる。
これが、本当に練習になって楽しい。
ただ、一人で一カ所でこういうことをしていると
もしも、人が通りかかった時、あまりにも人目がよすぎるし
写真を撮っていても、乗っている所は撮れない訳で
ここでの練習は切り上げ
パトロールに出かける。
林道を走ってみよう。

これもまたトレックとして楽しい遊びだ。
もうちょっと先まで、もうちょっと先まで、と行きたいところだったのだが
グローブの中の指が冷たくなってきたことと
一人であまり奥まで行き過ぎるのもどうかという、リミッターというか生存本能が効きだしたので
同じ道を戻ることに。
帰りもやはり気温は変わらず-6℃のままだった。
何にしてもバイクは楽しい。
こうして、今シーズンのスパイク部出動
ふゆかぶ号の巻は幕を開けたのであった。
それじゃどれか↓押してみてもらうといいかもしんないよ





みんなもやってみると楽しいよ〜